井上正康先生である。『コロナとワクチンの全貌』という書籍は、個人的には好きになれない小林よしのり氏との対談形式で、井上先生が分かりやすく説明されている。
但し、マスク不要論を吠えるお2人は、ここばかりはまったく同意できないながらも、コロナの本質の説明は、十分に納得できるものである。
(マスク不要論は、ウイルスが極小でマスクを容易に通り抜けるといっても、飛沫に含まれるコロナの飛散を防ぐ絶大な効果があるというのに、あまりに行き過ぎだと思うからである。)
自己流に極端に要約すると、コロナはACE2受容体に取り付いて感染するが、咽喉や鼻や舌には非常に少ないので、これらから感染するケースは少なく、主として口腔内の傷口などから侵入して、ACE2受容体が多い血管の内皮細胞に取り付き、増殖を開始する訳だが、そこまでにはとても時間がかかるので、感染から発症するまでに1〜2週間もかかるのである。
血管に入ったコロナはACE2受容体に取り付いて増殖し、血管の内皮細胞を破壊して血栓が生じる。血管壁の細胞が破壊されると(ACE2受容体は、小腸に一番多く、次に大腸や胆のう)腸などの血管外組織に出ていき、腸管腔から出たコロナは、小腸を経て大腸に行き、大便とともに大量に排出される。
それゆえ感染ルートとしては、空気感染とは言っても、他者との会話以上に、トイレが最大の感染ルートとして最も警戒すべき場所となる。
そして最も怖れられる間質肺炎が生じる原因は、コロナが大量に増殖した小腸や大腸では、とうぜん大量の血栓が生じるので、これらの血栓が門脈を通ってすべて肝臓に行き、肝臓をすり抜けた血栓が血流で循環して肺の毛細血管で詰まる。
これによって「すりガラス状の間質性肺炎」の出来上がりである。
ここで中医学を専門とする医師・薬剤師こそ「肺は嬌臓である」と《顧氏医鏡》で指摘されたことを思い出せば、さらに深い分析と理解が進むことだろう。
要するに新型コロナの本質は「血栓症」であり、コロナ特有のすりガラス状の間質肺炎の本質は血栓症ということである。
それゆえ、mRNAワクチンによる副作用も、基本的には「血栓」による派生疾患を警戒しなければならない。
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2011年10月02日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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