2021年06月03日

ワクチンの集団接種に参加できる元気な老人たち

 ワクチンの予約に右往左往、なかなか予約が取れないという高齢者の嘆きが、地元の常連さんだけでなく、大都市で暮らす高齢の常連さん達からも聞こえてくる。

 テレビで集団接種の様子を見ていると、一定の時間とは言え、立ったまま!行列を作って並んで順番を待つ達者な老人たちが多いことに目が点になる。

 あれを見るだけで、大きな会場でたくさんの人の中で立ち尽くして順番を待つなど、却って感染拡大を誘発しないか心配である。

 そんな心配をしていると、会場のスタッフがコロナに感染したという報道があったばかり。

 あのような集団接種のシステムは五体満足、体力旺盛な老人でなければ到底無理な話し。杖が必要な老人や、車椅子が必要な老人など、足腰が弱っている高齢者が参加するのは、付き添いの人がなければ不可能だろう。

 日本人は昔から行列を作って並ぶのが好きな民族なのだろうかと、不謹慎ながら呆れてしまう。

 足腰の弱い高齢者が集団接種に参加するには困難が伴うだけに、近くの開業医の先生方から、気軽にワクチン接種を受けられれば、どんなにか助かることだろう。

 地元のある高齢の女性は、かかりつけのクリニックで接種が受けられるようになるまで、焦らずに待っているという。

 ところが、そのクリニックは、近隣の医院からの反対のため、医師会に入会できないままだから、将来ワクチンが届く見込みはないと言っているそうだが、それでもいずれはやってもらえるだろうと、その女性は、のんびりと焦らず、その時まで待つという。

 医師会の会員でなければ、コロナワクチンは渡らないという嘆きの訴えを某週刊誌が報道していたが、こんな不合理で理不尽が、日本では堂々とまかり通っている。
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2012年06月03日の茶トラのボクチン(8歳)
2012年06月03日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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