2021年02月22日

今さら驚いたり嘆いたり、恐怖で委縮するには及ばない

 まったく信じられないことだが、一般的な歴史書には、さわり程度にしか扱われないのが、いつの時代にも席巻した疫病の歴史である。

 先史時代から、常に疫病によって人類は、いつの時代も大量な死者を出し続けているので、昨今の新型コロナウイルスによるパンデミックなど、死亡率を比較すると、まったく可愛いものである。

 タイムマシーンがあれば、どの地域や国であれ、その時代の地域で暮らしてみるがよい。

 様々な疫病が繰り返されるのは常態化しており、加えて戦争や小競り合いによる殺人も珍しくない。

 平和だった江戸時代でさえ、折々の疫病や、天候不順による飢饉や、地震などの災害で、多くの人が亡くなっている。

 こうして考えると、現在のパンデミックが去るまでの数年の辛抱だろうから、あまり贅沢は言えず、衛生観念などとともに、医学の発達したこの時代に生まれたことに感謝すべきかもしれない。
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2009年02月22日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年02月22日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母