2020年12月26日

もはやevil practices

 電話で、初めて問い合わせる人達に、コロナが収束するまで受け付けていませんと謝絶するのは、もはやevil practicesとなった感がある。

 それも毎週のように半ドンの土曜日、閉店後の夕方や夜にかかってくることも多いのだから、マナーを心得ない人達だろう。

 それもそのはず、半数以上の人達は、村田漢方堂薬局の漢方が飲みたいという奇特な人達ではまったくない。

 本日も発送依頼が殺到し、店頭での補充購入の人達とも重なって、1時間以上も延長して荷造りに奔走。連日の疲れも重なって居眠りを始めた矢先に、けたたましく鳴る電話。

 ヒゲジジイの最も嫌いな防風通聖散の質問である。

 コロナが収束するまで初めての人は云々といっても、どうしても教えて欲しいとやや強引である。

 我が薬局では取り扱い絶無の防風通聖散の質問であるが、どうせ、どこやらで購入して痩せ薬のつもりで服用したものの、きっと不快な問題が生じたに違いない。

 関わりたくないので、質問を遮断して「何とも言えない」といって早々に電話を切った。

 あのような野蛮な漢方薬は、よっぽど一連の症候がしっかりフィットする状況下でなければ、体力を削いだり、激しい下痢が生じたり、吐き気を誘発したり、胃障害を引き起こしたり、あるいは却って浮腫が生じて体重が増すなど、副作用はあっても、痩せることは滅多にないのに、痩せ薬として野放しになっているのが不思議である。
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2009年12月26日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年12月26日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:防風通聖散
posted by ヒゲジジイ at 16:49| 山口 ☁| 防風通聖散の誤用による不快反応や副作用 | 更新情報をチェックする