2020年09月26日

先が見えない

 コロナに再度感染する人が、かなり増えつつあり、また感染後の有効な抗体も数ヶ月以内に激減している調査結果からも、たとえ、かなり理想的なワクチンが開発されても、1回や2回の接種では、まったくおぼつかないだろうことが目に見えている。

 それ以前に、今回の新型コロナウイルスに関しては、真に有効なワクチンの開発が成功するのは、夢のまた夢、まぼろしに終わることだろう。

 そうすると今後はどうなるか?

 本日の東京の感染者は、また3百人近い数に増えており、さらには先日の浮かれた連休の影響で、今後、爆発的なクラスターが生じる可能性が大といえるだけに、見通しはまったく明るくない。

 我々高齢者は、年齢が年齢だけに、感染すると恐ろしい結果になることはやむを得ないにしても、それよりも何よりも、若いこれからという人達が、コロナのお陰で自由に安心して学校生活が送りにくい不安の問題、若い人達が羽目を外すことも憚られる時代が延々と続きそうな状況下、まことにお気の毒としか言いようがない。

 医療の最前線では、医師を筆頭に、様々な医療スタッフが日夜大変なご苦労をおかけしていることも、忘れてはならない。

 加えて、皆がコロナに気を取られているうちに、海外情勢は、想像以上に逼迫しているだけに、これで東シナ海で、紛争でも起きようものなら、目も当てられない。

 もしかして、地球温暖化などの問題に関連して世界的な森林火災や、永久凍土が解け始めるなどとともに、多種類の新型ウイルスが次から次へと生まれ、各地で紛争が勃発するなど、有史始まって以来の、悲劇的な大激変・激動期に向かっているのかもしれない。
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2009年9月26日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年9月26日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母