2020年08月03日

漢方薬を続けるために、仕事がやめられない

 数年前から人に紹介されて、漢方薬を利用されはじめていた女性。

 精神的なストレスやめまい・耳鳴り、疲労感、繰り返す下痢などで一定の効果を得て、しばらくは遠ざかり加減になっていたところ、高血圧と心臓の不穏な動悸などで、クリニックを受診したところ、投与される薬によって喘息やめまいなどが誘発されるなど、却って気分が悪くなるので中止したところ、血圧や気分の悪さはかなり改善。

 以前から、西洋医学で投与される合成医薬品は、必ずと言ってよいほど副作用が出て、続けられなくなる体質だと嘆いておられる。

 そこで、数年前から常用していた胃苓湯に加え、その頃に愛用していた香蘇散および釣藤散も復活。動悸や精神的なストレスなどは、麝香製剤を復活するなどで、少しよいようなので、しばらく続けたいが、ほどほどの年齢なので、自営の仕事をやめるつもりだったが、漢方薬代を捻出するために、仕事をやめられなくなったと苦笑されていた。

 それが本気であれば、今後の病状変化によって、微調整は必須であることは言うまでもない。

 さもありなん、漢方薬を常用するために、仕事を続けています、という人達がなんと多いことか!

 わが薬局の女性薬剤師にしても、ヒゲジジイにしても、漢方薬をずっと飲みたいから、仕事がやめられないのと同様である。

 これを書いている間にも、店頭に補充購入に来られたやや高齢の女性は、長年、胃苓湯を常用され、折々の腰痛や神経痛も漢方薬で治してきたものだったが、胃苓湯を中断すると、どうも体調が不穏になるので、うっかり中断できないといって、ややまとめて購入されていかれた。

 この女性にしても、長年漢方薬を常用される人達には、それぞれに理由があって、ほとんどの人に共通するのは、西洋医学治療ではまったく効果がなかったり、あるいはさらに合成医薬品の副作用に苦しまれた経験を併せ持つ人も多い。
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2010年8月3日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月3日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:漢方薬
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