アメリカでは連日5万人以上の感染者。
こんな調子では、何年続くことやら。
日本も、明らかに感染爆発の前兆である。
本日、東京では新規の感染者が131人という。
もしかして、100年前のスペイン風邪より、遥かにたちが悪いのかもしれない。
新型コロナウイルスでは、コロナ特有の肺炎のみならず、血栓など血管系の侵襲の併発など各臓器にも影響が大きい。
スペイン風邪の場合、悪性度の高いコロナではなく、新らたなインフルエンザウイルスであったから、細菌による二次感染による肺炎の死亡者も多かっただけに、現在なら抗生物質で多くの人が死なずに済んだことだろう。
しかもインフルエンザに効果のあるタミフルなどの治療薬がある現在だったら、あれほどの死者は出なかっただろう。
このような比較は無意味かもしれないが、いずれにせよ、半年経っても新型コロナウイルスの世界中の感染の拡がりを見ても、100年前に比べ、あらゆる面で豊かになり、医学も発達している状況下でこの通りだから、おいそれとは収束しようもない。
日本もこんな状況だからか、新規の相談者を受け付けない村田漢方堂薬局でも、体力および免疫力や抵抗力を維持しておこうと、しばらく音沙汰なかった人達まで、再開したいとの連絡を受けることが続いている。
蛇足ながら、涼解楽はまだ在庫があるものの、天津感冒片は無くなって、まったく同じ成分の他社製になったが、評判はまずまずなので、ほっとしている。
板藍茶や板藍根は、いまのところ、十分な在庫を確保することができたので、いつまで続くかは別にして、しばらくは大丈夫。
牛黄の高騰が止まらないのは、まことに残念。
これ以上の値上げは心苦しいので我慢し続けているが、久しぶりに再開された人が、その効果に驚かれたものの、価格面では、お気の毒としか言いようがないが、販売する側も、牛黄ばかりは実質的には商売とは程遠い。
今日も新規で「相談だけでよい」という問い合わせがあったが、開業以来、滅茶苦茶に驚くほど多い、このような虫のいい依頼にははウンザリ。
ともあれ、新型コロナウイルスの新規感染者の多くは若い人達で、しかも無症状者も多い様子ながら、ひとたび変異すれば、スペイン風邪の時のように、高齢者よりも、若い人達がバタバタと命を落とすという状況もあり得る話で、そうなってようやく命知らずの若者も、行動を控えるようになるのかもしれない。
「ワクチン開発が待たれます」の耳がタコが、逆効果のワクチンにならないことを祈るばかりである。
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2009年7月4日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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