2020年04月29日

アビガンを使わせなかったために亡くなられた場合も

 アビガンを使わせなかったために亡くなられた場合も、厚労省の不作為による国家賠償の対象となり得る。

 新型コロナウイルスが収束するのは、何年後になるかは分からないが、この訴訟の問題を考えると、厚労省は早急に考えないと、収束した時点で、大きな問題となることだろう。

 以前書いたように、PCR検査を怠ったために、自宅待機を強いられ、亡くなられた場合も、当然、行政府の不作為による国家賠償の対象となり得るのと同様である。

 まったくの蛇足ながら、様々な感染者の症状報告を読んでいると、漢方的には、ある人の場合に限られるが、咽喉が痛く、咳はないものの首から上が猛烈に熱く、首から下は寒いという初期には、柴葛解肌湯+天津感冒片(少量のトローチ使用)+板藍茶がよさそうな症状だったが、アビガンで解熱され、その後に生じた乾燥咳には、竹葉石膏湯+小陥胸湯あるいは柴陥湯+板藍茶でよいのでは?というような患者さんもおられたが、アビガン投与で治癒されていた。

 新型コロナに感染すると、少陽病期の証候に対する配慮が重要であるから、少陽三焦とは、膜原と腠理から構成される機能体であることを理解しておくと、適切な方剤を考える上で、参考になることだろう。

 なお、BBCワールドニュースによれば、イギリスでは重篤化し、死亡率が高いのは6割が肥満であるという。
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2011年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳)
2011年04月29日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母
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posted by ヒゲジジイ at 21:45| 山口 | 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする