当然、怪しい場合は、即、かかりつけ医や保健所に、電話で相談するように強くアドバイスしているのだが、自宅で様子を見るように言われているのが通常である。
たとえ市内であっても、人に感染させる危険から、絶対に直接薬局には来ないでと告げ、必ず電話やメールで相談を受けている。
とうぶんの間、一見さんの新規相談は受け付けないので、過去に直接通ったことのある人達も含めて、症状に合わせるために、こちらから質問攻めにあうのは先刻承知の人達ばかりなので、それほどの苦労なしに、メールや電話でも、漢方薬類を選定しやすい。
さいわい、いまのところ、一例の不明者を除いて、全員上気道の症状の段階で治癒したものの、中には2週間を要した人もあり、治った後も、自宅待機して用心されている。
不安から保健所などに診断とPCR検査を依頼した人も多いが、まったく受け付けてもらえてない。
中には、かなり怪しい雰囲気の人もおられたが、その後、どうなったか、この人だけは、その後の報告がないので不明である。
実際のところ、某地方でも、発熱、咳嗽の症状が出て、電話で相談しても自宅で様子を見るように言われ、症状が続くので、3度目にしびれを切らして語気強く電話して、ようやく検査にたどり着き、陽性反応が出て、即隔離入院となったという実例も珍しくない。
ともあれ、思い返せば2月初旬、日本の中では、中国からの観光客のクルーズ船が最も多かった福岡県の割には、感染者が僅少だったころ、村田漢方堂薬局で遭遇したケースの中に、下関市内の高齢者が、急な発熱で、通常の漢方薬で一旦は快癒したものの、3週間以上微熱が出没していた人や、福岡県の中年女性が、微熱とともに2週間のひどい倦怠感が続いた人など。
これらの人達は、今から思い返せば、もしかして、当時福岡県で多数の中国人観光客が市中に見られていただけに、武漢ウイルスに感染したのを知らずに治っていた人達だったかもしれない。
昨今の急速な感染者の増加は、海外からの帰国者による、ヨーロッパ経由の新型コロナウイルスだと想定すると、上記のように武漢ウイルスに、しらずしらずに感染して治癒した人達は、もはやヨーロッパ経由のコロナにも免疫が形成されていれば(大多数が日本型のBCG接種の国民であることも併せて)今後生じる感染爆発は、比較的小さくて済むのかもしれない、という、淡い希望も見えなくもない。
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2012年04月13日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母
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