それでは漢方薬は?というと、考えらる配合は、中国で発表されている清肺排毒湯という麻黄が大量に配合された方剤では、基礎疾患に心疾患のある人や後期高齢者には、うかつに使用できないだろう。
だから、想定されるのは、保険適用可能なエキス剤では、辛夷清肺湯+柴陥湯であろうし、保険適応外のエキス製剤では、辛夷清肺湯は共通として、竹葉石膏湯+小陥胸湯加味製剤に板藍根。高熱時には地竜も大いに役立つことだろう。
但し、上記は新型肺炎に移行した場合の話で、新型コロナウイルス感染の予防および初期に想定されるのは、天津感冒片や金羚感冒錠などの銀翹散系列の方剤のトローチ使用に板藍茶などの板藍根エキスに期待が少しは持てるように思われる。
さらには、衛益顆粒など玉屏風散が適応する体質者は、上記の方法に加えて、日頃からこれも常用しておく方法も推奨できそうである。
しかしながら、市販される板藍根エキス類の中には、味ばかりよくても主成分が極端に少ないものが多いので、注意が必要である。
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2012年03月05日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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