皆がみな、多かれ少なかれ、いつか自分が感染するのではないかと戦々恐々、これがいつまで続くのだろうと、暗澹たる気分に陥っている。
たとえば若い常連さんなどは、昨日、テレビ報道でただならぬ事態に、極度の不安を覚えていたところ、夕方から急に咽喉が痛くなり、軽度の悪寒とともに顔がほてって37度の微熱。
それゆえ、常備している板藍茶1包とともに天津感冒片2錠をトローチ的に使用したところ、微悪寒はなくなり、咽喉のヒリヒリ感が残っているが、顔面のほてりと微熱が取れないと、今朝方、相談の電話があった。
トローチ2錠の残りの4錠を内服に使い1回合計6錠、これを1日3回、板藍茶とともに続けるようにアドバイスしたばかり。
前置きが長くなったが、今回の新型コロナウイルスの手強さは、どうも想像以上のもので、潜伏期間が長い上に、どうやら一度感染すると、症状が長く続き、たとえ臨床症状が消滅した後に陰性となったとしても、半永久的に残存する可能性が高いように思われる。
というのも、中国からの情報では、いったん陰性になった人の14%の人が再び陽性反応が出ているということから、ちょうど帯状疱疹ウイルスがそうであるように、体内にひそかに残って活動を一時的に停止するだけで、半永久的に体内に残存する可能性が十分に類推されるのである。
それゆえ、ちょうど帯状疱疹のように、何らかの原因で免疫が低下したときに再燃して発病し、しばらくしてまた症状が治まればよいが、最悪の場合は肺炎にまで進行する。
ともあれ、日本全国小中高が休校になることで、各病院の看護師さんが自身の子供さん保護のために手薄となり、却って医療崩壊を招く。
さらには、日本全国の薬屋さんにはマスクや消毒液のみならず、風邪薬や解熱剤を求めて右往左往で、上記の医療関係者のみならず、市井の薬屋さんたちも、新型コロナウイルスの感染リスクが高まる非常事態。
全国の小中高休校要請により、とつぜん日本国中が、パニックに陥っている。
一方では、肝心なCRP検査があまりにも少ない現状に、本音は強く苦情を申し立てたいテレビ出演の多くの医師たちが、口ごもりがちであるのは、のちのちの、その筋からのしっぺ返しを恐れて、思うように苦情を申し立てることができない苦渋が顔にあらわれている。
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2011年02月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:新型コロナウイルス
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