2020年02月15日

2003年のサーズ(SARS)では、西洋医学よりも中医学治療に軍配が上がったが・・・

 このたびの新型コロナウイルス感染でも、中国の実際の現場から、中医学治療の途中経過の報告が届いているものの、個人個人でそれぞれ出現する症候が異なるため、様々な方剤が提示されている。

 中には、極端に麻黄配合剤が目立つケースもあり、フィットすれば、かなりな効果が得られるだろうと期待されるが、重症化する人の多くが高齢者であることを考慮すると、もともとの持病などの配慮が不可欠だけに、高齢者に対する麻黄配合剤の投与は、慎重にも慎重を期する必要があるだろう。

 中国国内でも、優れた中医師の診断と治療を受けられる人は、一部の人に限られるだろうから、もしもサーズ(SARS)の時のように、中医学治療の方が効果的なのであれば、日本でも、しっかり弁証論治や隋症治療に習熟された専門家による漢方薬類の投与が望ましい。

 サーズ(SARS)の時に評判になった板藍根も、今回の新型コロナウイルスにも通用するのかどうかは不明であるが、予防的に求める人が日に日に増えるため、製造メーカーも出荷調整(制限)を行う事態。

 羚羊角のワシントン条約の関連からか? 長年温病に貢献した天津感冒片や涼解楽も、既に最後の出荷を終えているので、品切れする薬局も出て、その肩代わりを行うことの多い昨今。

 但し、本当に賢い人達は、板藍茶とともに、免疫アップを目指して、それぞれの体質にフィットしている衛益顆粒や補中丸T、あるいは六味地黄丸系列の方剤、あるいは各種の牛黄+人参の製剤や各種のキノコ製品類を常用されて、予防に専念されている。

 それはともかく、人権最重視の我が日本国においては、日本国中に手に負えないほど新型コロナウイルスが蔓延した暁には、国会の野党議員達の不見識・非常識な責任を激しく追及する必要があるだろう。

 いまだに桜の問題などにこだわって、安倍首相を「魚の頭が腐」ってなどと、罵詈雑言を浴びせる立憲民主の辻元清美など、人を罵る暇があったら、新型コロナウイルスの対策の提案など、喫緊の問題にこそ質問を向けるべきだろう。

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2010年02月15日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月15日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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posted by ヒゲジジイ at 17:03| 山口 ☁| 日本残酷物語 | 更新情報をチェックする