飛沫感染の予防に、マスクをしないよりも、したほうが、一定の効果を発揮するのかもしれないが、もともと肺熱肺陰虚の体質傾向のある人がマスクをつけると、自分の呼吸で温められた空気ばかりを吸うことになるため、ますます肺熱を助長する。
その結果、次第に息苦しくなり、鼻詰まりを誘発したり、むせて咳き込むような副作用が発生する。
これを我慢して続けていると、マスクの副作用によって生じた症候によって、辛夷清肺湯や小陥胸湯、あるいは竹葉石膏湯などの服用が必要になることもあるから、笑えない。
肺寒傾向のある人にとっては、その限りではないだろうが、心肺機能が極端に低下している人がマスクを装着すると、酸素の取入れがますます困難になって、窒息するのではないかと感じるような恐怖を覚え、意識が遠くなり、危険ですらある。
ところで、もしも感染して発病した場合、肺寒を呈する場合のマスクは、それほど苦痛ではなく、患者さんによってはしないよりも楽になる人もあるのかもしれないが、肺熱を呈するようであれば、マスクの装着は、その患者さんにとっては、上述の理由から、相当に苦痛なものになる可能性大である。
マスクを外して、むしろ、やや冷たい空気を吸いたくなるのが肺熱や肺陰虚の人達の特徴である。
このように、マスクはよいことばかりではないので、痛し痒しである。
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2012年02月03日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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