2007年07月10日

小麦とナツメ、甘草の三味からなるお菓子のような甘麦大棗湯は・・・

 ストレス症候群に対して、四逆散系列の方剤に次いでシバシバ使用する方剤は意外なことに甘麦大棗湯のようで、昨今は以前あきれるほど使用していた柴胡桂枝湯の使用頻度が随分以前から激減しているように思う。
 加味逍遙散の如きはホンの数人程度である。半夏厚朴湯証もそれほど多い訳ではない。柴胡加竜骨牡蠣湯は比較的多いかもしれない。

 といってもこれは村田漢方堂薬局における話であるが、その甘麦大棗湯証の特徴的な見分け方は・・・続きは?