もともと予約制をとってないので、当方のブログやHPを読んでいる人達は、そのことを知っているので、本気で通う人達は、文字通り「決死の覚悟」で、予告なしに来られる人達ばかり。
ところが、当方のブログやHPを知って電話で問い合わせる人達は、ほぼ間違いなくまだ迷っている。
それでも稀には、問い合わせ内容を聞いて、この人なら真面目に通えそうだと思って、数か月前、久しぶりに快諾した関西地方の男性があった。
ところが、2回の来局後は、村田漢方堂薬局に都落ちするまでの、何年にもわたる漢方専門医院や漢方薬局の渡り鳥を繰り返した詳細内容の情報をメールで送ってよこされ、次回の来局時期を予告されたまま、まるで神隠しにでもあったように、ぱったりと音信不通になった。
そんな薄気味悪い事例があったばかりのところへ、本日も関東から、地元の漢方薬局に3年通っても治らない皮膚疾患で、遠路はるばる通いたいとのお問い合わせがあったが、電話の問い合わせで、しかも男性ということもあって、この悪いジンクスは昔からのことなので、しっかり説得して、地元で他を見つけるようにアドバイスしてお断りした。
実際のところ、本気で通える人達は、「決死の覚悟」で、予告なしに突然訪れるので、こちらも真剣な仕事ができるのである。
遅かれ早かれ、適切な方剤がみつかったところで、遠方であれば、メールや電話を利用した通信販売に切り替えることが可能だが、そうなるまで我慢して通える人でなければ、この仕事はやっておれない。
とはいえ、予告なしに突然やって来られる新来者は、上記のような真剣な人達ばかりでなく、稀にはクレームを本業とするようなロクでもない奴が混じることもあるので、その点は、細心の注意が必要である。
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2011年12月25日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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