2019年8月25日の我が家の4匹の猫たち勢揃い posted by (C)ヒゲジジイ
機能性ディスペプシアと無菌性の膀胱炎で、病院通いでも治らず、結局、当方の六君子湯+少量の四逆散、後者は猪苓湯で治まっている。
調子がよくなると、病院のツムラ漢方の六君子湯をもらい、猪苓湯も依頼して投与を受けるのだが、調子がよい間はこれらを続けていても、膀胱炎だけは、検査上は何の問題もないと言われるのに、ツムラの猪苓湯では、諸症状にまったく効果が出ないので、結局、こちらで販売する猪苓湯なら即効が得られるので欠かせないという。
猪苓湯に関しては、過去には再々このブログで取り上げており、たとえば、
2014年08月20日 猪苓湯は単なる膀胱炎の漢方薬ではない
大きな問題は、エキス剤においては、各メーカー間で優劣の差が激しいことである。このように、各社製造方法や品質の違いによって、ここまで効果に大きな違いが出るのだから困った話である。
これまでも各所で記載してきたが、顔面の皮膚病で漢方に熱心な医院から紹介されて村田漢方堂薬局にやって来られた患者さんに、茵蔯五苓散+猪苓湯+イオン化カルシウムで即効があった。
そこで、紹介された医院にお戻ししたところ、イオン化カルシウムとともに医療用のツムラ漢方の同じ配合では3日で再発してしまった!
再度、こちらの自費の方剤に切り替えると、早速3日間で顔面の皮膚症状が消失するのである。
地元近辺の御高齢の婦人たちが、医療用のツムラ猪苓湯で効果がなく、病院で漢方薬を出されるくらいなら、漢方専門薬局の方が信用できるだろうとやって来られ、村田漢方堂薬局の自費の某メーカーの猪苓湯では超即効を得たことが続いた年があった。
たとえば、某内科医の先生は、座位での診療が多いからか、ご自身が無菌性の前立腺炎となり、ヒゲジジイのアドバイスで杞菊地黄丸+ツムラの猪苓湯で効果が弱く、この猪苓湯を1回2包に増量したところ、一定の効果を得ていたが、1包に減らすと効果が激減すると嘆いておられたが、2倍に増量して効果があっただけでも幸いだろう。
いずれにせよ、漢方のエキス製剤は各社でそれぞれ、方剤ごとに特長というより、あきらかな良し悪しの特徴があるので、採用するにあたっては細心の注意が必要である。
たとえば、A社の五苓散よりも明らかにB社の方剤が優れているが、葛根湯に関してはA社は配合比率に問題が大きいので効果に不安があるが、B社は明らかに配合比率が無難であるなど、方剤ごとに比較検討すれば、想像以上に良し悪しの問題が浮かび上がってくる。
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2012年8月25日の体調を崩して三ヶ月弱になる茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母
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