こんなことを書くと、人々の健康に貢献するべき立場の漢方薬局の薬剤師の分際で、とんでもない発言であると、謝罪と撤回を求められ兼ねない、村八分のイジメ社会。クワバラ、くわばらである。
ところで、哲学の煙を愛するヒゲジジイであっても、昔の西部劇では「基地外水」と呼ばれたアルコール類は、絶対に嗜まない。
酒が入ると人格が豹変する人達を多く見るにつけ、酒が入らないと本音が吐けない弱虫たちと、同類になりたくないからである。
ましてや重度の酒乱の連中ときたら、お話にならない。
のみならず、挙句の果ては肝硬変や糖尿病など、タバコと酒の二刀流では食道癌など各種悪性腫瘍のオンパレードで、寿命を著しく縮める人も多い。
さてさて、タバコと酒と抗癌剤、いずれが最も有害か?
という問題であるが、人それぞれの体質と相性によって、大きく異なるので一概には言えないだろう。
いずれも利点と欠点があるのは事実であるが、酒の害悪こそ、尋常ではないと信じるものであるが、それにしては愛煙家ばかりが迫害される世の中である。
酒の問題では、飲酒運転の問題は大きく取り上げても、それから先が皆無に等しいのはなぜか?
抗癌剤や分子標的薬治療で、運よく一定の効果が出る人もいる反面、激しい副作用で却って寿命を縮める人も多い。
際立つところでは、ステージ4の転移癌の人達で、抗癌剤による副作用があまりに激しくて、主治医自身が恐れをなして即中止された場合。
西洋医学では、打つ手がなくなったと弱った体で、漢方サポートを求めてやって来られた場合、運よく牛黄製剤など多種類の漢方薬類によって劇的に体力や気力が回復したケースでは、あまりにも皮肉なことに主治医が大喜び。
体力があるうちに再度抗癌剤をしましょうとなった場合、どうなったか?
抗癌剤の種類を変えるならともかく、再度、まったく同じ抗癌剤を投与されたケースでは、全員、三ヶ月以内に命を落とされている。
一度は、あまりに激しい副作用に、恐れをなして一度は中止させた主治医が、元気を回復したからといって、再度、同じ抗癌剤を投与するという、あまりの鈍感かつ無神経さには、何年たっても、思い出すたび、悲しみを通り越して、激しい怒りがこみ上げてくる。
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2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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