2006年頃の撮影、チヌの魚拓 posted by (C)ヒゲジジイ
ここ20年近く、ネットのお陰で時代は大きく変化を遂げた。
個人的な部分でも、15年以上前まで、仕事を終えると、体力が残っている日は、チヌ(クロダイ)を求めて海に直行して、40〜50cm以上の獲物を持ち帰っていた。
日曜、祭日ともなれば、太陽が照る中でも、人の来ない穴場の海で、一人大物のチヌを釣っては楽しんでいた。
自宅の3階には多数の魚拓を天井にビッシリと100枚近く貼っているが、途中からは50cmを超えなければ、魚拓を取らなくなっていた。
ところが、親友の警察官の部下にパソコンの使い方を教わったのが運の尽き、ホームページやブログが面白くなって、生来の凝り性を発揮。
いつのまにかチヌ釣りにも行かなくなって、気が付くと15年経ってしまった。
いま振り返ると、本業の問題は兎も角、余暇の過ごし方を思い返すと、まったく空白の15年としか思えない。むなしさだけが残るばかり。
失われた15年という感覚。
本年の春、ホームページのスペースを借りていたヤフーさんが、レンタルを全面的に廃止されたお陰で、ここ15年を振り返るよいきっかけを与えてもらえた。
いまやパソコンよりも、スマホがメインの時代だが、これを手に入れなかったのは大変よかったことだとは思っている。
時代に取り残されることになっても、パソコンには人一倍詳しい知識があるのだから、いまさらスマホを手に入れたいとは思わない。
本日月曜日、仕事では多忙を極めた1日、疲れ切った無防備な頭には、急にこの15年間、ネットにのめり込んだために、取り返しのつかない自然との対話を失いかけて・・・といっても、途中には鳥撮りに無中になった時期があったとはいえ、ネット中心の生活は、やはりどこか空しい。
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2011年6月11日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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