某転移癌で余命を過ぎても体調良好で、とうぶん余命なんて考える必要がなくなっている女性が、一般的な慢性疾患をかかえる友人も、当方の漢方薬を利用されたいというので、同伴されたという。
ところが、10日毎に通う約束が、6日も飲み切らない間に、電話がかかって、効いているような、効いてないような・・・という、何をおっしゃりたいのか意味不明で、あれほど1回目は試運転だから、必要最小限の配合で様子を見て、さらに必要な漢方薬など、2回目から微調整を行う方法を縷々説明したはず。
薬局内には、相談者や常連さんが順番を待っているタイミングの悪い時間帯の電話だったので、しばらくは、せっかくの紹介者の手前、何をおっしゃりたいのか、意味を把握するために、かなり長い間、お話を聞いていたが、結局は結論がわからないままなので、もしかして続けるのを躊躇されておられるなら、無理されなくてもよい旨を伝えて、店頭に待たれている人がおられること伝えて、長電話を打ち切らせてもらった。
昨今、ステージ4の転移癌で経過が良い人達が、友人や親戚などを紹介されるケースが多いが、悪性腫瘍類の相談者の場合は、ほとんどが真剣で、長続きしやすいものの、それがありきたりな慢性疾患の場合は、却って本気になれない人が目立つ。
多少とも命にかかわるか、ほとんど関わらない疾患であるかの違いが大きいのかもしれない。
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2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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