某転移癌で余命を過ぎても体調良好で、とうぶん余命なんて考える必要がなくなっている女性が、一般的な慢性疾患をかかえる友人も、当方の漢方薬を利用されたいというので、同伴されたという。
ところが、10日毎に通う約束が、6日も飲み切らない間に、電話がかかって、効いているような、効いてないような・・・という、何をおっしゃりたいのか意味不明で、あれほど1回目は試運転だから、必要最小限の配合で様子を見て、さらに必要な漢方薬など、2回目から微調整を行う方法を縷々説明したはず。
薬局内には、相談者や常連さんが順番を待っているタイミングの悪い時間帯の電話だったので、しばらくは、せっかくの紹介者の手前、何をおっしゃりたいのか、意味を把握するために、かなり長い間、お話を聞いていたが、結局は結論がわからないままなので、もしかして続けるのを躊躇されておられるなら、無理されなくてもよい旨を伝えて、店頭に待たれている人がおられること伝えて、長電話を打ち切らせてもらった。
昨今、ステージ4の転移癌で経過が良い人達が、友人や親戚などを紹介されるケースが多いが、悪性腫瘍類の相談者の場合は、ほとんどが真剣で、長続きしやすいものの、それがありきたりな慢性疾患の場合は、却って本気になれない人が目立つ。
多少とも命にかかわるか、ほとんど関わらない疾患であるかの違いが大きいのかもしれない。
応援のクリックをお願いします


2009年6月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
【関連する記事】
- 軽度の不眠症であれば、これほど効果のあるものはないと思うのだが・・・
- どうしてだろう?
- 今や風前の灯火(ともしび)
- 古事記を読むなら小学館
- いよいよ超人気の高かった第3類医薬品の在庫が完全に無くなった!
- 人間様だけでなくネコちゃんたちにも絶大な恩恵が・・・
- 一瞬で終わった完全休業の8日間
- 長期の連休の始まり29日〜翌年5日までの8日間の完全連休が待ち遠しい!
- 電話が通じなかったという人があったほど頻繁な電話の日々が3日間続いた!
- やっぱり漢方業界も値上げラッシュか?
- いよいよ、その日がやってきた
- 例年になく運送荷物の迷子が多発している
- 昨今、さかんに問題になっているカスハラなるもの
- 憂鬱な時代の長年の妙薬は
- とうとう漢方界にも円安の影響がもろに出始めた模様
- 昨今、不穏な漢方業界
- 老いの繰り言とはいえ、意外にも重労働の漢方薬局
- ようやく時間が取れそうだが・・・
- さあ困った! レジスターがぶっ壊れた!
- ここまでいくと日本人は、とっても良い意味で「集団不潔恐怖症」に違いない