2019年02月24日

過去の保険漢方「小柴胡湯乱用」のトラウマにより、羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)漢方に素人の医師たち

2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2019年02月08日 逆流性食道炎に特許取得のオルスビー錠が効かない人の漢方薬は・・・ に引き続き

【再度のお問い合わせ】
 お忙しいところ恐縮ですが、1つご質問してもよろしいでしょうか。
 以前アドバイスをいただいて、逆流性食道炎の治療で柴胡桂枝湯を飲んでいる者です。

 先日内科に行って、柴胡桂枝湯を2か月分をいただこうとしたところ、「柴胡桂枝湯に小柴胡湯を含んでいるから、長く飲まないほうがよい」と2週間分しかもらえませんでした。

 実際効果を感じているので、市販のものを買って、これからも継続的に飲んでいくつもりです。

 インターネットで公開された医学論文によると、柴胡桂枝湯を2年ぐらい飲ませて、風邪をひきやすい子供の治療に使うという使い方もあるようです。

 「小柴胡湯」を含んでいるからと言っても、柴胡の量が半分ぐらい少ないし、桂皮という温める生薬も入っているから、「小柴胡湯」のような副作用は出にくいのではと考えています。

 後学のため、ご教示いただけると幸いです。

2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

【お返事メール】

 病院など保険漢方では、2ヶ月分投与というのは保険の制度上ではあり得ないのかもしれませんし、そういう長期間の出し方はまったく利益にもならないので、そうされているのかもしれません?

それはともかく、続けるかどうかは自己責任の問題です。

 少しヒントになるとすれば、当方ではご本人の言葉では60歳までは生きれないだろうと悲観されていた虚弱な女性が、既に80歳を超えて、やや気管支が弱いものの、とても元気で過ごされています。

 その人は、柴胡桂枝湯をはじめ、多種類の漢方薬を30年以上、ほとんど欠かさず服用された結果が、ご本人に言わせれば「漢方薬のおかげで思いがけず長生きできた」と喜ばれています。

 ともあれ、続けるかどうかは自己責任で。

 昨今の世の中、貴方がどうこうというわけではないのですが、何かあったら人のせいにする人が実に多い、困った世の中ですので、こちらもお返事には慎重にならざるを得ません(苦笑。

2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

【折り返し頂いたメール】

ヒントをありがとうございます。

 柴胡桂枝湯は冷え性で体の弱い自分でもあっているし、いろいろ調べても、内科の先生が言ったような小柴胡湯のような副作用が出た、という記事もありませんでしたので、これからも自己責任で続けていきたいと思います。

 いつか「逆流性食道炎」が治りました、というご報告もしたいと思います。

 お世話になりました。

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2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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posted by ヒゲジジイ at 08:52| 山口 ☁| 病院の漢方薬 | 更新情報をチェックする