2018年12月15日

子宮頸部高度異形成の人たち

2009年12月15日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月15日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨日、子宮頸部高度異形成の女性が、中等度異形成まで改善されたとの報告を受けたことで思い出した。主治医の先生も漢方薬類の効果を認めておられると言われるので、とても喜ばしいことである。

参考文献:子宮がん検診(子宮頸部細胞診)結果の見方

 それはともかく、今年はほかにも、同じ診断で来られている新規相談者も増えているが、過去から現在も含めて、比較的短期間の漢方サポートを受けながら、サッサと円錐切除されて、ジエンドとされた人もおられるだけに、メスを入れずに慎重に経過観察されるケースとの違いは、もしかして、なるべくメスを入れたくない、という配慮からなのだろうか?

 とはいえ、メスではなくレザーで治療されたケースでは、わずか三ヶ月で再発して、結局は、こちらの漢方サポートで根治となった例もあるので、同じ高度異形成でも、主治医によって対処方法は様々に異なるのは、きっと何か理由があるのだろう。

 ところで、円錐切除されても、深いところになお残っていたり、切除後にしばらくすると却って上皮内がんが発生してしまった例もあるのだが、その人たちこそ、漢方サポートをしっかり続けられれば、と思うのだが、ちょっとちぐはぐに感じる現実もある。
(根気の問題だけでなく、経費的な問題も無視できないのかもしれない。)

 ましてや中等度異形成レベルの人でも円錐切除後に深部に残っているので、定期的な検診の都度、こさぎ取ってあげるから大丈夫だと言われた、何とも不思議な報告を受けたこともあるが、もしかしてメスを入れることで、却って細胞に悪影響を与えてしまうマズいケースもあるのではないかと、やや怪訝に感じないでもない。

 仕事上では、肺癌や大腸がん、胃がん、乳がんなどのステージ4の人達の漢方相談がとても多いとはいえ、昨今、若い年齢層の相談で目立つのは、比較的初期の乳がんや、子宮関連の相談も常に減ることはないので、昨日の報告をきっかけに、ふとそんな疑問が頭をよぎったわけである。

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2009年12月15日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年12月15日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母