2018年07月13日

四逆散で人生が、少しは、明るくなる人が多い

2009年6月13日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月13日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 薬味の少ない古方の漢方処方は、幅広い領域に優れた効能を発揮するものがとても多い。

 茵蔯蒿湯はもとより、真武湯や猪苓湯も、芍薬甘草湯もしかりといえども、この芍薬甘草湯に関しては、日本の硬直した漢方製剤の配合規定が、芍薬と甘草が同比率というのは、現代社会においては、極めて問題が多過ぎる。甘草は芍薬の二分の一から三分の一くらいまで減らすべきである。

 それはともかく、真面目系の人達で、人生がやや暗い人達に、四逆散をたとえ少量でも他方剤と併用して、人生が明るくなる人がとても多い。

 中には受験生なとで、真面目過ぎるがゆえに、却って空回りして悲観的になっていた状況下で、四逆散のみの服用で、がぜん明るくなって、勉強に能率が上がった浪人生もいるくらいだ。

 村田漢方堂薬局では、四逆散を他薬と併用している常連さんやお馴染みさんは、想像以上に多人数。

 ところが、若い頃よりショーペンハウエルに親しんできたほど厭世観極まるヒゲジジイには、鬱を通り越して諦観に達しているのか、ぜんぜん必要としない不思議。

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2010年6月13日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:四逆散
posted by ヒゲジジイ at 08:19| 山口 ☁| 時代的な傾向や使用頻度が増加中の漢方薬方剤 | 更新情報をチェックする