
2009年6月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
本日、土曜日の午前中の閉店前に訪れた、だいぶ前に転移癌が根治した常連さん。
抗癌剤が逆効果となるばかりで、治らないはずの転移癌が、名実ともに根治して、発病から20年近くたっても、お守り的に3種類の漢方製剤を続けている女性が、漢方の補充購入に訪れたついでに報告されるには、30代の若い人の肺癌で、早くから村田漢方堂薬局に相談に行くようにすすめていたが、結局行かないまま、亡くなられてしまったという。
経費のかかる問題でもあるし、漢方サポートの威力が信じられない人も多く、ほんの数日前も、乳癌で肺やリンパに転移している中年女性の新規の相談でも、ご主人は漢方をまったく信用されず、西洋医学治療だけで十分だと、協力的でないことを嘆かれていた。
ことほど左様に、現実問題としては、転移癌の相談では、紹介されて相談に来られる人がほとんどとはいえ、その実態は以前にも書いた通り、ある意味「逆紹介」。
つまり、進行癌や転移癌が、当方の漢方サポートで何年も元気で過ごされている人や、上記の女性のように根治して長い年月が経っている人達にから勧められたのではなく、逆にその人達に積極的に紹介を依頼され、みずから希望を持ってやって来られるケースが最も多い。
そうではなくて、強く勧められた紹介者の手前、義理が絡んで渋々相談に来られるケースでは、長年の経験からも、どんなに節約しても一定の経費がかかる問題でもあるし、思いの行き違いから予測不能な気まずい問題も生じかねず、滅多なことでうまくいくわけがないので、気分を害されないように気を使いながら、こちらからは、断固、相談をお断りするのが通例である。
蛇足中の蛇足ながら、ご本人が積極的で、しかも霊魂不滅と輪廻転生を心底信じている人達は、死に対する恐怖心をかなり克服されているので、却って経過良好に推移し、主治医が驚くほどの漢方サポート力を発揮することがとても多い現実がある。
これは長年の相談経験から、間違いのない事実である。
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2009年6月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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