猛烈に?痒いらしいが、とりわけ梅雨時に悪化しやすい。
下の写真は村田漢方堂薬局の漢方薬を服用しはじめて57日目。最初は両手に包帯をグルグル巻きにしても滲出液が滲み出るほど悲惨な状態だった。
自費の村田漢方堂薬局の漢方を開始して膿汁が殆んど止まってきた頃の25日目が
http://murata-kanpo.seesaa.net/article/42812141.html
に掲載しているが、47日目の来局時には今回の写真よりもびっくりするほど、かなり綺麗になっていた。
40日目?頃からはまったく包帯の必要はなくなり、水疱も2〜3個程度になっていたのだが、湿気の多い梅雨に入って、俄然、水疱が増えて、下記のように掻いたあとが赤く見える。
全体的にはここまで改善したのだから、あとは水疱の除去である。
なお、この方は結局、軟膏類の塗布を嫌い、下記の写真(すべて57日目の写真)にしても、一切、軟膏類を塗っていない。自然の状態である。 水疱を掻き毟った痕が散見される。
村田漢方堂薬局に来られるまでは、クリニックの医師によるツムラ漢方で6ヶ月頑張っていたが、両手が腫れ上がり膿汁が流れ出てどうしようもない悲惨な状態になって来られたのだから、二ヶ月弱でもまずまずの経過である。
今後の課題は、水疱の出没の解決であるが、もともとアトピー性皮膚炎に合併する手の水疱は、他の部位がほとんど治っても、最後まで残りやすいので、慎重に対処する必要がある。
蛇足ながら、この方も、人気投票には意地でもクリックしてくれない。ヒゲジジイの回りは冷たい人ばかりである(笑)
なお、いつもならバカ正直に現在の微妙な配合変化と今後の方針等を記すところだが・・・
宿題:このような濃汁の分泌が激しかった人に配合処方中に六味丸が必須であったが、それはどうしてだろうか?
同様に全身から薄い滲出液が大量に流れる別のアトピー性皮膚炎患者さんにも玉屏風散製剤とともに六味丸こそ必須であったがどうしてだろうか? 解答は今後の成り行き次第でハテナ?
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