2012年05月12日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
先日は東海地方から、通えないから近くでよいところを紹介して欲しいという依頼であったが、他の疾患とは異なって、アトピー性皮膚炎だけは、季節変化を生じやすく、根深い疾患でもあるから、頻繁に通えるところを選ぶべきである。
現実には、東海地方のみならず、関東地方や関西地方など、かなり遠方の若い人たちが、アトピー性皮膚炎で、この遠い下関まで長期間通い詰めて、一定の効果を得た後は、ようやく通信販売に切り替えることが可能になっている。
しかしながら、遠方から頻繁に下関まで通うとなると、相当な交通費で、漢方薬の代金よりも、交通費の出費の方が多かったに違いない。
それゆえ、交通費の悲鳴を上げられたか、あるいは最初から効果がはっきりしなかったためにか、中には1〜2度来られたっきり、音信不通となった人も少数ながら、おられた。
このような理由から、最近ではアトピーに限り、遠方から初めて来られた人で、頻繁に通うつもりがない人は、多少とも縁のある薬局やクリニックを紹介するようにしているが、地方によってはまったく見当がつかないところも多い。
いずれにせよ、頻繁に繰り返しの弁証論治が必要となるアトピー性皮膚炎に限っては、できるだけ地元近辺の漢方薬局やクリニックを捜すべきなのである。
蛇足ながら、アトピー性皮膚炎の弁証論治は、他の疾患以上に手間と時間を必要とするので、とうとう体力的にもたなくなったため、一年前には当方のアトピー専門のHPも、専門ブログも完全に削除したお陰で、ようやく今年になって、老体を少しは休める時間が取れるようになってホッとしているところである。
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2012年05月12日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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