
2009年03月23日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母
常連さんやお馴染みさんの知人で実際にあった事例報告を受ける中に、がん検診によって見つかった初期癌だったはずが、手術後や抗癌剤治療後、数ヶ月以内に亡くなった事例を毎年のように、報告を受ける。
この問題は、近藤誠医師の諸著作で、繰り返し「がん検診、百害あって一利なし」という趣旨の内容を訴えていたが、こうまで身近で、そのような報告を受けていると、近藤氏の実証的な記述の多くが、いまさらながら納得できることが多い。
たとえば、胃がんの集団検診を廃止した長野県泰阜村では、全死亡率のうち、胃がんによるものが6%だったものが、検診廃止後の五年間で、胃がんによる死亡率が2%に減ったという。
自覚症状が皆無であるのに、検診で見つけた初期癌は、治療を行ったために、「術死」や「治療死」を招く危険性が大きいということで、検診で見つけなければ、そのまま放置しても、命取りにならなかった人が大多数であった可能性が高いという。
文春新書発行の『健康診断は受けてはいけない』という書籍は、読解力に自信のある人の必読書と思うが、読解力のない人や医学的な基礎知識に乏しい人は、誤解を招きやすい書籍かもしれないが、この分野での近藤誠医師の調査能力は、かなり信用してもよいように思われる。
医療を受けるのは、苦しい症状があって初めて受けるべきものであって、何の症状もないときに、あらかじめ健康診断を受けることの危険性を訴えるものであるが、この問題は胃がん検診に限らず、あらゆる分野に亘った話なのである。
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2009年03月23日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母
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