2018年02月22日

体外受精を繰り返しても妊娠できずに、最後の望みをかけて漢方相談に来られる頃には

2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 もともと村田漢方堂薬局では、病院の不妊治療を受けながら、補助的に漢方薬を併用された事例は滅多にない。

 不妊の漢方相談を受ける機会は、例年コンスタントに一定数を受けているが、そのほとんどが、既に体外受精を繰り返すなど、大金を投じ尽くしても無駄だった人達がほとんどである。

 だから、資金が尽きてしまったとぼやかれるのも、実にお気の毒というほかはないが、必然的に一般的な漢方処方の数種類の組み合わせだけで対処せざるを得ないことが多い。

 本来なら、漢方処方のみならず、サポートでしばしば使われるシベリア霊芝やマンネンタケ(霊芝)や冬虫夏草などを加えることまではできないことが多い。

 それでも早い人で半年、長い人では3年以上かかってめでたく妊娠・出産にたどり着くひとも多いかと思えば、1年も頑張れないで、音信不通となる人もないわけではない。

 奇特な人では、漢方処方以外にも、ご自身の希望により星火霊芝宝も加えたところ、即効で妊娠できたものの、しばらくして流産されながらも、ファイトを燃やされて継続して頑張られている。医療関係者だけに、西洋医学の限界も十分に心得られているように見受けられる。

 実にもったいない例では、過去、何年たっても妊娠できないというので、病院治療を避けて、ご夫婦が漢方薬を利用して半年でめでたく妊娠・出産が滞りなく、一子を授かったというのに、その後、数年たっても二人目が生まれないので、病院で検査したところ、精子が正常の1割程度しかないので、対外受精を既に始めてしまったというのである。

 その体外受精を繰り返すにあたって、少しでも精子が活発になる漢方薬はないものか?という突然の相談。

 以前服用されていた柴胡加竜骨牡蠣湯+海馬補腎丸(+各種六味丸製剤など)で、精子の質・量ともに回復して、めでたく妊娠できた人も多いし、貴方自身が過去、それで一子を授かったことを思い出せばよかった話。

 というよりも、あの配合で体調も頗る良好だと喜んでいたくらいだから、そのまま続けていたら、もしかしたら高額な体外受精は、今頃受けずに済んだかもしれないのに、過去に自身で漢方薬の偉効を経験されていても、数年も経てばそのことを忘れて、お医者さんの権威に縋ってしまうとは、実にもったいない。

 だから、ご自身も漢方利用時の過去をしっかり思い出して、いまさらながら、かなり後悔されている。

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2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母