2018年02月21日

仕事で過労死する人は、実際には想像以上に多い現実(薬剤師の過労死も)

2010年02月21日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年02月21日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 俳優の大杉漣さんが、66歳にして急性心不全で急死された報道をネットニュースで知ったばかりだが、本日に限っても、仕事の過労から薬剤師が亡くなられた人達の話を、それぞれ別の人から聞いたばかり。

 お一人は、漢方薬局で日々多忙だった50〜60代の経営者の男性が、自宅で突然急死された話。

 もう一人は、大病院に勤める若い女性薬剤師が、超多忙な仕事の過労で、帰宅途中に倒れて数週間後に亡くなられた話。

 薬剤師の急死の話で思い出したのが、数十年以上も前の話で、たしか北海道の漢方薬局経営者で、古典の生き字引といわれるほど知識の豊富な先生が、関東で行われる医師の参加者が多い某漢方研究会でとても重宝がられ、毎週?のように関東を往復されていたようで、その無理が祟ったとしか思えない急死の報告が専門誌に報告された記事を思い出したのだった。

 これらの身につまされる話を聞いたあと間もなく、ヒゲジジイとわずか1歳違いの大杉漣さんの急な訃報を知っただけに、わが薬局も、ますます仕事量をセーブして、今年の1月くらいの仕事量に抑える必要がある。

 まずは「お話が聞きたい」だけのお邪魔虫に、ますます警戒を怠れない。

 これらの連中は、断るにしても、相当な労力を要するのだから、どちらにしても、有難迷惑というよりも、迷惑千万な連中で、わが身の命を削ってまで付き合う馬鹿正直にはなりたくもない。

 実際のところは、常連さんなら知っているように、ヒゲジジイ自身はこの世には(飼い猫以外には)何の未練もないが、村田漢方堂薬局を利用されている常連さんやお馴染みさん、あるいは最近の新規の真面目な人達に対する責任上、命ある限りは、この仕事をやめるわけにはわけにはいかないので、ましてや仕事の過労による急死など、以ての外なのである。

 蛇足ながら、ヒゲジジイのただ一人の親友だった警察官は、10年近く前、夜勤明けに、ちょっと気分が悪いからと、自分で運転して近くの医院で受診したところ、ここでは治療が無理だと、大きい病院に電話をかけて手配されている最中、待合室で倒れて急死。死因は心臓破裂。

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2011年02月21日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年02月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 22:35| 山口 ☁| 近況報告 | 更新情報をチェックする