2012年02月09日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
諸検査によって、難しい病名だけは立派に授与してくれても、九州の常連さん御一家の男性が、腱が切れているとか?で(立派な病名は忘れた)、手術しなければ治らないし、かといって手術で絶対に治るとも言えないという60代の男性。
独活葛根湯+雲南田七を数ヶ月しっかり連用することでほとんど治って、手術が不要になったと喜ばれた。
奥様が様々な種類の疼痛を伴った脊柱管狭窄症で、歩行がかなり困難になりつつあったところに、関西から遠路はるばる何度も通い詰めて、結局は多種類の方剤によって様々な種類の疼痛が、しっかり改善を得た。
その奥様のご主人の場合は、肩の疼痛で鎮痛剤を日々必要としていたものの、わざわざ下関まで通うことが困難なので、ためしに使ってもらった独活葛根湯では無効だったので、医療関係者のお嬢様の工夫により、奥様が使っていた様々な方剤を順次試してもらったところ、結局はソケーカン(疎経活血湯エキス錠)で、疼痛が半減して鎮痛剤が不要になったとの報告を得た。
ソケーカンには牛膝が配合されている関係で、主として下半身の疼痛に有効なもの であるが、上半身の疼痛にもしっかり応用が利くこともある、という証拠を重ねることができた有益な報告であった。
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2012年02月09日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:脊柱管狭窄症
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