2018年01月26日

ちょっと複雑な心境

2010年01月27日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年01月27日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 開店早々に、やって来られたお馴染みさんの医療関係者(女性)のお話し。

 ここ最近、勤務先の有能な50代の専門医さんたちが、急に癌で亡くなられたり、持病が悪化して休職されるなどが続くので、ましてや彼らより年上の村田漢方堂薬局が、想定外の問題で廃業するなどがあっては私達は、とっても困るんですけど・・・と真剣に繰り返し訴えられる。

 ボケ防止のためにも、一生涯続けていくつもりだと慰めても、あまりに真剣なので、冗談とばかりは思えなくなって、こちらはこちらで、しだいに気分も落ち込んで来る。

 確かに、昨年まで、余りに忙し過ぎて、少人数の老夫婦の薬局では、身体がもたなくなって、アトピーのサイトやブログを閉鎖して、本ブログには、余り宣伝になるような内容は控えることで、仕事量を減らす努力をして来たのだった。だから、今年からは比較的のんびりした仕事ができるはずだから、大丈夫だと「思う」よっと、こちらが彼女を慰める変な役回り(苦笑。

 それでも、世の中想定外のことが起こるかもしれないので、と、どこまでも悲観的な彼女。

 村田漢方堂薬局の漢方薬がなかったら、私は今頃どうなっていたかを想像するだに恐ろしい、と言われるのは嬉しいものの、上記の超過労続きでダウンされた優秀な専門医さんたちと同列に置かれてしまうのは、実に複雑な心境。

 午後になって、月刊『統合医療でがんに克つ』に毎月連載されている、懐かしい旭丘光志さんから、取材に伺いたいという依頼の電話があったが、上記のような過労によりダウンされた優秀なお医者さんたちの話が頭から離れず、これ以上仕事が増えては、身体がもたないかもしれないので、鄭重にお断りせざるを得なかった。

 それでなくとも、ようやく今年になって、一息つける日がありだしたばかりなのだから。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月27日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:旭丘光志
posted by ヒゲジジイ at 21:13| 山口 ☀| 漢方相談室での談話風景 | 更新情報をチェックする