2017年10月01日

杞菊地黄丸のエキス顆粒製剤によって即効的に視力が回復

2008年10月1日の茶トラのボクチン(4歳)
2008年10月1日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 いまさらながら、杞菊地黄丸の偉効をみずから実感するとは、「漢方薬って、凄い効き目があるんですね〜!」と常連さんの前で、冗談交じりに驚いてみせたほど。

 新品同様と言ってよいほどの中古PCを1台2万円台で複数台購入して、何年間も酷使して動きの悪くなったPCと入れ替え作業を続けていたところ、気が付いてみると右目の視力が急速に悪化して、近くも遠くもぼんやりしてピントが合わない。
 蛇足ながら、PCを安く手に入れても、ウイルスバスターを導入し、それぞれメモリーを1台につき8〜16Gに、搭載できる精一杯を増設するので、結果的にはそれほど安上がりになるわけでもない(苦笑。

 肩こり首コリも伴っているので、適切な他方剤とともに、最もエキス量がしっかり含有した双料杞菊顆粒を服用すると、1〜2回の服用で明らかに軽減。1週間の続けるとほとんど以前の視力に回復した。

 ところで、アトピー性皮膚炎の人達にも、六味丸がフィットしていた人達は、途中から眼精疲労などを伴っていたことから、しばしば杞菊地黄丸に切り替えるケースが多いが、その人たちには上記の双料杞菊顆粒に切り替えることはなく、必ず丸剤の杞菊地黄丸を勧めている。

 敏感なアトピー性皮膚炎の場合は、他方剤との配合バランスがとても微妙なので、服用量を容易に調整しやすい丸剤の方がはるかに扱いやすいからである。

 上記のヒゲジジイの経験を聞かされたアトピーで通われている女性が以下のようなご自身の経験を話してくれた、

 昨年のことだったか? アトピーで一定の効果が持続している時点で、眼精疲労もあるということで、六味丸を杞菊地黄丸に切り替えた翌朝、出勤中に気が付いたら常用しているコンタクトレンズを、うっかり装着するのを車を運転中に気が付いたほど、眼精疲労と視力回復が即効的だったことを思い出して苦笑されいた。

 ともあれ、蛇足ながら、最近の即効例では、出血を伴う潰瘍性大腸炎の頻繁な下痢に胃苓湯エキス製剤と適宜大建中湯去膠飴の粉末製剤の併用で即効を得たり、排卵日に生じる腹部の激しい冷え痛みに大建中湯去膠飴の粉末製剤で即効を得たり、肺機能低下を伴う各種特殊な慢性気管枝炎の諸症状に対して、竹葉石膏湯エキス製剤を主体にした複数の方剤の併用で即効を得るのみならず、転移癌による西洋医学治療で却って免疫を落として疲労困憊の人達に、多種類の漢方薬類によって即効的に気力・体力を回復するなど、最近の即効例を挙げれば際限がない。

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2010年10月1日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月1日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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posted by ヒゲジジイ at 09:05| 山口 ☁| 漢方薬および生薬・中草薬・漢方の即効例 | 更新情報をチェックする