2017年08月28日

遠志(オンジ)は、ほんとうに「中年以降の物忘れ」に有効か?

2010年8月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今、各社から遠志(オンジ)エキス製剤が、第3類医薬品として、宣伝・販売されるようになったが、効能・効果に記されているように、
中年期以降の物忘れの改善
が得られるものだろうか?

 またまたヒゲジジイが水を差すようなブログを書いているなどと、顰蹙を買い兼ねないことは覚悟の上、敢えて疑問を呈するには理由がある。

 数十年前に、一世を風靡した中草薬書『漢薬の臨床応用』(医歯薬出版)には、遠志(オンジ)の項目において「附」記として、
過去、遠志は益精強志の効能があるので健忘に効果があるという人もいたが、実際には遠志にはこの効果はなく、古人は早くから”豁痰利気に用いれば良いが、益精強志に用いても無効である”と反論している。
とあるからである。

 実際に、臨床的に、わずか遠志の単味くらいで、健忘にほんとうに効果があるのかどうか?
 もしも期待するほどの効果がないからといって服用量を増やすと、「量が多すぎると嘔吐をひきおこす」とも上記の書籍に明言されているので、規定量を超すべきではない。

 ともあれ、ほんとうに効果があるものなら、実例報告を紹介頂きたいものである。

1日1回、今日も応援のクリックをお願いします

2010年8月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 20:01| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする