2017年07月24日

進行癌や転移癌による疼痛に対する漢方薬や中草薬類の軽減効果

2010年7月24日のボクチン(6歳)
2010年7月24日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 皆がみな、というわけではないけれども、これまでの経験では十中八九は実現できている。

 先日書いた乳癌の疼痛に関してもそうだが、本年相談を受けた大腸癌やスキルス胃癌による転移巣の疼痛の人達も、軽度の疼痛レベルだったからか、比較的即効だった。
 かといって、特別な痛み止めの漢方薬を使うわけではない。
 少しでも病巣が小さくなることを目指した配合である。

 ごく最近の事例でも、 
 肺腺癌手術後の骨転移や胸部および多数の脳転移があって久しいところへ、分子標的薬の効果もあやしくなっているところへ、漢方薬や中草薬類の併用すること1年半で骨と胸部の転移は消滅し、数年後には脳転移も激減していたところへ、漢方薬類を継続すること4年以上経過したところへ、服用量がやや遠ざかりつつあるかと思った矢先、久しぶりに胸部に疼痛を伴った腫瘍が見つかったという最近の事例。

 常用されている漢方薬類を土台に、さらに3種類の中草薬類を追加したところ、疼痛は比較的即効で消滅。
 再発した転移巣も僅か一つなのだから、ついでに消滅して欲しいものである。

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2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月24日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 20:06| 山口 ☁| 肺腺癌(ステージ4および脳転移や骨転移も含む) | 更新情報をチェックする