2010年7月21日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
重度のいわゆる胃神経症で、一年以上の服用でほとんど完全治癒を得られた人が、ご近所の90歳前後のご高齢者が、病院に長くかかっているものの、同じく神経質でしばしば動悸に悩まれているので、連れて行くので漢方薬を出してもらえないかと電話で相談された。
貴女の親切は分かるものの、ご家族でもないのに年齢的な問題もあり、意思の疎通がはかれるとは限らないので、効かなかった場合に、貴女か板挟みにあってロクなことはないので・・・としっかりお断りしていた。
そしてこのことを忘れかけていた先日、連用中の補充購入に来られた折の報告では、電話をかけた3日後に、残念ながら急死されてしまったとのこと。
自身の胃神経症と同様の、心臓神経症だと思い込んでいたけど・・・と、やや遠いところを無理して連れて来なくてよかったと述懐されていたが、こちらもまったく同じ思いで、親切が仇になることも多く、紹介される方のみならず、紹介されるこちらの方も、ありがた迷惑なことも多い。
強く紹介を依頼されるわけでもなければ、他人さんを紹介されるには、ほんとうに注意が必要で、ましてやご家族でもないご高齢者ともなると、本当の病気がご近所だからといっても、他人に打ち明けられているとは限らない。
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2010年7月21日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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