2017年07月16日

桂枝茯苓丸単独使用の問題事例

2009年7月16日のボクチン(5歳)
2009年7月16日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:30〜39歳の女性
【 地 域 】:東海地方
【 お問い合せ内容 】:初めまして、●●と申します。

 3年前まで東京で漢方の医師(内科)に通院していましたが、結婚を期に●●県に引っ越したものの近所に専門の医師が居らずご相談のメールを送る事にしました。

 10代の頃から生理前にお腹の張りと酷いのぼせがあり、2年くらい前から市内の産婦人科でピル(ルナベルULD)と桂枝茯苓丸を処方されています。

 つい先週までは加味逍遥散を6か月位使用していたのですが、月経前の不調が酷くて今の処方に変りました。

 確かに、服用してからにのぼせ、お腹の張りは少なくなったのですが何故か余計に疲れやすくなってしまいました。

 近くに保険で通える漢方薬に詳しい診療所や病院が無く、実費で専門の薬局に相談した方が良いのか迷っています。ビタミン剤で何とかなるなら良いのですが、どうにもならず困り果ています。

 もしよろしければ、お返事いただければ助かります。
 ご多用中失礼しました。

2010年7月16日のボクチン(6歳)
2010年7月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

>桂枝茯苓丸を処方されています。
 つい先週までは加味逍遥散を6か月位使用していたのですが、月経前の不調が酷くて今の処方に変りました。
 確かに、服用してからにのぼせ、お腹の張りは少なくなったのですが何故か余計に疲れやすくなってしまいました。

という問題を、投与されている医師に相談されたのでしょうか?

 体質的に桂枝茯苓丸がフィットする部分があっても、体力がない人がこれ単独で服用すると、効果はあっても体力にダメージを与えることが往々にしてあります。

 桂枝茯苓丸+貴女にフィットするなんらかの補剤(体力を補う漢方薬)が必須である証拠です。

 こういう専門的な配合原則は、漢方の専門家なら常識なのですが、この問題をかかっている医師に、もう一度、しっかり相談してみるべきです。

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2010年7月16日のボクチン(6歳)
2010年7月16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:桂枝茯苓丸
posted by ヒゲジジイ at 22:38| 山口 ☁| 桂枝茯苓丸の有用性と副作用 | 更新情報をチェックする