2017年07月13日

メマイというよりもフラツキに対する漢方薬は一定の効果があっても数年以上の根気が必要な場合がある

2012年7月13日の体調が悪い茶トラのボクチン(8歳)
2012年7月13日の体調が悪い茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

 本日、すでに緑内障による頭痛に一定の効果が続いていた人が、近ごろ天候には無関係で、座っていてもフラツキを感じることがあるというので、血圧も100以下に低下していることもあり、舌証などから総合的に判断して、補中益気湯を追加したところで、長期間続くフラツキで、仕事も辞めざるを得なかった人のケースを思い出した。

 8年以上前だったか、関西から飛蚊症で、杞菊地黄丸などでいつも間にか治っていたところで、数年後久しぶりにやって来られた。

 ここ2年ばかり、得体のしれないフラツキから、仕事を辞めざるを得ない状態で、近隣の漢方薬局では、まったく改善が得られないとのこと。

 そこで遠路はるばる、何度か通われるうちに、潜在的な蓄膿症が怪しいので、弁証論治にもとづいて、辛夷清肺湯・荊芥連翹湯・半夏白朮天麻湯で一定の効果があり、社会復帰が可能となったものの、もう一歩の進歩が見られないまま、その後も3年半の間、真面目にほとんど欠かさず継続服用した結果、最近ではかなりコントロール可能となり、補充注文のついでの報告では、1日2回の服用でもよいくらいになったとの報告があったばかり。

 このように頑固なフラツキに限らず、慢性疾患の中には、一定の効果があっても短期間で根治が得られないこともあるのだから、焦らずコツコツと体質改善を目指すつもりで、長期間の継続服用が必要なことも珍しくない。

 ましてや重症の成人アトピーなどでは、一定の効果があっても、状況や季節変化によって、配合の微調整を行いながら、比較的長期間の継続服用が必要である。

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2012年7月13日の体調がよくない茶トラのボクチン(8歳)
2012年7月13日の体調がよくない茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母

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