2017年04月03日

このような効果は、おそらくは個別的な特殊例と思えるケース

2009年04月03日の茶トラのボクチン(4歳半)
2009年04月03日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母

 抗がん剤治療により、次第に毛髪が薄くなっていくのに、男性だからとあまり気にも留めてなかったが、舌の奥に黄膩苔(おうじたい)がみられるので、既に服用中の多種類の漢方薬類に、さらに茵蔯蒿湯を追加したところ、抗癌剤治療継続中にも拘わらず、次第に毛髪が増え始め、いつの間にかまったく元の頭髪に復帰できたと喜ばれている。

 といっても皆に通用するとは限らないだろう。

 アトピー性皮膚炎で、プラスαで加えていた薏苡仁(よくいにん)の用量を増加したところ、明らかな効果が見られ、お陰で他の配合方剤を減らすことができた。

 しばしば明らかに重症の消風散証であっても、用量が少ないと、まったく効果が出ないことがあるが、上記のように薏苡仁でも同様なケースがあり得るということだろう。

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2011年04月03日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年04月03日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

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