2017年03月15日

どう見ても15歳は若返った男性の述懐

2010年03月15日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年03月15日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 今週は、月曜日が例によって店頭も発送依頼も重なって、1日中多忙を極めたので、昨日火曜日こそ暇になるだろうと高を括っていた。

 案の定、朝方1時間は静寂に包まれ、読書に専念していたら、天候に恵まれたせいか、突然、直接再来される人達が連綿と続き、昼食は午後2時半、座ると動けなくなりそうだったから、立ったまま菓子パンで済ませる始末。

 新規相談者も交えて閉店過ぎるまで、途切れる時間帯があまりにも少な過ぎた。

 そんな多忙を極めた最中にも、一ヶ月ごとに補充に来られている70歳前の男性が、突然15歳も若返ったように溌剌として登場されたのには驚かされた。
 まるで50歳代に豹変!

 昨年、進行がんのため、手術不能で抗がん剤と放射線治療を行う予定で、抗がん剤を始めた途中から、漢方を求めて来られていた。
 
 予定通り抗癌剤治療も放射線治療も終えたところで、怪しい影が残っているというので、さらに中草薬を追加して補強したところ、食欲が増し、元気をかなり回復され、今年になってCT検査で完璧にクリアできたと喜ばれていたが、愉快そうに次のように話された。

 実は抗ガン剤治療中に、主治医から何か飲んでいないか?と聞かれたが、何も飲んでないと返答したら、それならよいけれども、サプリメントなどを飲むと云々と、とんでもなく否定的な言葉を聞かされたので、内心こちらは漢方だからサプリメントとはわけが違う、と思いつつも、余計なことを言って禁止されてはかなわないと、しらばっくれていたのだと、高笑いされるのだった。

 ところで、世の中には、余命を宣告されるようなケースでも、主治医に漢方薬類の併用を禁止される人達から相談を受けることがタマにある。

 極めて理不尽な話だと思っても、こちらも立場上、理解に困しむ医師とは、かかわりたくないのが本音である。

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2010年03月15日の茶トラのボクチン(5歳)
2010年03月15日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:10| 山口 ☀| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする