2009年11月07日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
フォト蔵さんがまだダウンしたままなので、ブログを更新する気にはならないが、更新を怠っていると、村田漢方堂薬局自体がダウンしたのだろうと欣喜雀躍する連中がいるので、その連中をギャフンと言わせるために、敢えて本日のブログである(苦笑。
今年のアトピーの新規相談者はいずれも順調に経過しているが、何年も前に遠方から通ったお陰で一旦は落ち着いていた人でも、最近になって再燃したものの遠方ゆえに仕事が忙し過ぎて通えず、メールだけでは微調整がなかなか困難なケースもある。
それほどアトピーとは油断がならないが、今年の新規相談者はいずれの人も、それほど遠方ではないので、ほぼ全員が比較的順調に経過している。
近隣であると必要に応じて頻繁に通える有利さがある。
強い炎症が治まって以後、秋冬の乾燥時期も相俟って、肌の乾燥が目立つ季節になって今年の新規相談者の多くが六味丸を新たに加えたり、すでに加えていた人たちも、服用量を以前よりも増量するなどして、一定の保湿力を発揮している。
実際には六味丸よりも八仙丸(味麦味麦地黄丸)の方が、保湿力がやや強いのだが、八仙丸ではときに保湿力が理想的に増強されても、五味子が影響するのか、ときに痒みを再燃させる場合があるので、六味丸を使って安全運転せざるを得ない。
それでも無駄になることがあるのを覚悟で、ためしに八仙丸に切り替えてみると、半数以上の人は明らかに八仙丸の方が六味丸よりも、保湿力も痒みに対しても効果がよりよいと喜ばれるのだが、一部の人はやっぱり六味丸に戻さざるを得ない。
但し、呼吸器系統の疾患も合併しているアトピー性皮膚炎の人達には、従来から六味丸よりも八仙丸の方が的確にフィットする場合が大多数であった。
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2009年11月07日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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