2008年11月09日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
手術不能の直腸神経内分泌腫瘍で肝臓転移などがあり、抗がん剤治療前から主治医公認で、多種類の漢方薬類を併用し、抗がん剤治療すべて終えたのちにも、CT検査では肝転移はようやく消滅したものの、原発巣だけが1.2cm残ってしまった。
同じ直腸神経内分泌腫瘍でも、高悪性度腫瘍の neuroendocrine carcinoma(NEC)に分類されるタイプであり、悪性度のやや低いNETとは異なると言われる。
そこで、半月後のPET検査までに何とかならかいかと、さらにやや高級な中草薬類を追加してみたところ、本日結果が出て、まったく消失していたとの報告。
PETでは5mm以下のものは発見できないので、完璧に消滅したのか、あるいは微細なものが残っている可能性も無きにしも非ず、という主治医のニュアンスだったとのこと。
とはいえ、これで放射線を当てるかどうかの悩ましい問題はクリアすることができた模様。
最善の結果が出たことに、お互いにホッと一息だが、相当に高価な配合を行っているので、経費的に延々と続けるわけには行かないので、数ヶ月後の検査でも問題なければ、その時点で配合を一気に減らしてほしいというご希望には、今からやや悩ましい問題が待ち受けている。
過去、ご家族にも同様な漢方サポートの方法で、5年経過してほぼ根治と言われるまでになっている前例があるだけに、同じように再現できることを念じるばかりである。
ともあれ、先日の大腸がんによる肺などの多発転移を生じていた人も含めて、近藤誠医師の言うように、抗がん剤もダメ、漢方薬もダメ、という忠告に従っていたら、お二人とも、今頃どうなっていたかと思うと、空恐ろしくなって身震いする。
少なくとも、抗がん剤治療中でも、お二人とも体調は頗る良好で、前者は漢方薬類の服用によって、劇的に体力が増して食欲が完璧に回復し、後者は食べ過ぎて脂肪肝になってしまうほど、体重が増加した。
近藤誠医師の考え方は、半分は正しく、半分は間違っていると思うが、その間違っている部分は、狂気の沙汰といっても言い過ぎではないだろう。
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2010年11月09日の茶トラのボクちん(6歳) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:近藤誠
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