2016年10月21日

市内から新規で来られる人の半数はお断りせざるを得ない理由

2011年10月22日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年10月22日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母

 病院に通い始めて間もなく、待ち時間が我慢できないのか、まるで駄々っ子のように病院に通うのがイヤだと、診断も下らないうちに新規にやって来る相談者は、決まって近くの市内在住の人達である。

 当然、すべてお断り。

 頑固な慢性疾患は、まずは病院に通って、しっかりと診断と治療を受けるべきで、それを面倒がって、もしも重大な疾患が隠れていたらどうするのだろうっ!?

 そういう人に限って、理解力がないのか、こちらに病名を訊いみたり、どれくらいの期間で治るのかと執拗に質問攻めに合わされるので、実に辟易する。

 診断行為は病院の医師のみが行えるので、漢方薬局のできることは、体質と病状に応じた適切な漢方薬を提示し、販売できるだけである。

 あるいは病院で診断が下っていても、あまりにも軽症過ぎて、食事療法だけで解決しそうなものを、近くだからといって、仰々しく漢方相談に来られても、少ないスタッフで日々様々な仕事が山積しているのに、お邪魔虫としか言いようがない。

 今週も、そのような市内から来られた新規の人達の半数、といってもお断りせざるを得なかった人は2名だが、そのうちの1名などは、何度もお断りしているのに、執拗に質問攻めにあって、女性薬剤師は疲労困惑。

 ヒゲジジイが相談室の遠くから、応援してもさらに食い下がられる。
 まるで駄々っ子のように病院に通うのがイヤだと、診断も下らないうちに、とんでもない話である。

 前後に遠来の新規の相談者と定期的に通って来る人達で、次第に混雑して来ると、ようやく諦めてもらえたが、まだまだ時期尚早の人達をお断りするのが、もっとも難儀で神経を消耗し、貴重な時間を無駄に奪われるのは、実に腹立たしい。

 同じ市内でも、新規相談に来られた途端に、緊張のあまり涙があふれ、しばらくものが言えないほど真剣で、切羽詰まった様子には、強く胸を打たれ、同情と好感の持てる人も多いというのに、人様々である。

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2010年10月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年10月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 21:11| 山口 ☁| とんでもない話や、信じられない困った話 | 更新情報をチェックする