2016年09月15日

「盛り土」日本語の辞書にモリツチはあってもモリドはない!

2009年9月16日のボクチン(5歳)
2009年9月16日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今、日本の精神文化の劣化度が目に余る。

 東京都の豊洲新市場の土壌問題は非常識極まりないのは当然としても、日本語の辞書には皆目見当たらないモリド!

 モリツチはあっても、モリドはあらゆる辞書に見当たらない。

 書籍としての伝統ある辞書類については、ほぼすべてで発見できない。

 但し、玉石混交のネット上では、当然のようにモリドが出てくるが、それらはまともな辞書とは言えないので論外である。


 モリドという耳障りで間違った湯桶読み(ゆとうよみ)を最初に始めたのは、ヒゲジジイの知る限りでは、数十年前、NHKの東京大学教養学部出身の女性アナウンサー(現在の渡邊あゆみさん)が「もりど」と発音されて、何と教養のない誤読!と驚いた記憶がある。

 それ以来、NHKはもちろん、あらゆる民放で盛んに「もりど」と発音されるようになった。

 それでも昨日などは朝の朝日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」に出演されていたコメンテーターの女性が唯一お一人だけ!「もりつち」と正しく発音されていた。

 日本文化に影響力絶大のテレビ放送の各局が、日本語として間違っている「モリド」という意味不明の発音をまき散らして恬として恥じない日本文化の劣化度が凄まじい。

 のみならず、テレビ放送各局の高給取りの連中が、いかに教養がないかを日々さらし続けているばかりか、非常識な豊洲新市場の土壌問題とも相俟って、世界中に大恥をさらし続けている毎日である。

 土木の現場で「もりど」と誤読されたものが定着したという説があるが、そんなの関係ない。

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2009年9月16日のボクチン(5歳)
2009年9月16日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 06:15| 山口 ☁| 日本人としての自覚の問題 | 更新情報をチェックする