2010年6月22日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
手術後の抗癌剤治療時に漢方薬を併用することに不安を抱く不思議な人達。
昨日もそのような相談があった。
手術前には多種類の漢方薬を一ヶ月服用することで、様々な体調不良が改善して喜ばれ、手術も問題なくクリアできたものの、あまり性質のよくない癌細胞であることから、点滴による抗癌剤を行う必要があるのだそうだ。
固形癌であるだけに、抗癌剤がどれだけ有効性があるものかは近藤誠医師でなくとも、誰しも疑問を抱くものであるが、同じ乳癌で、友人は手術後の点滴による抗癌剤の副作用に耐えられず、途中で拒否したまま、再発や転移の兆候もなく元気でおられるという。
ただ、性質のあまりよくない乳がんであれば、抗がん剤をしようが、しまいが抗癌剤だけで固形癌が根治する可能性はほとんどないのが医学的常識だといわれる。
運が悪いと抗癌剤の毒性によって、逆効果になることも珍しくない話で、将来は命にかかわる問題だけに、患者さんたちにとっては深刻な問題である。
それだけに、抗癌剤の副作用を少しでも軽減できるようにと漢方薬を求めて来られる人も多い中、漢方薬を併用しても大丈夫だろうか?と不安がって相談に来られる人には、いつもこちらのほうが戸惑ってしまう。
毒薬や劇薬である抗癌剤の方に大きな問題があっても、フィットした漢方薬類になんの問題があるのか?逆にこちらが訊きたいくらいである。
主治医に相談したところ、無反応の応対で、よいともわるいとも返事がなかったといわれるし、そうこうするうち、主治医が他の医師に交代していたという。
主治医公認で当方の漢方薬を併用されている人も多い反面、隠れて併用している人も多く、その数は半々くらいである。
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