2016年06月11日

抗がん剤を乱用する医師と、そうでない医師との大きな違い

2010年6月12日のボクチン(6歳)
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 10年ぶりに同じ臓器に再発し、手術を拒否して4年、といっても3年半前からは村田漢方堂薬局の漢方薬類だけでみるみる体力を回復するも、完全には消滅するわけでもないので、折々に手術を奨めていたが、友人の突然死に気弱になったところで、趣味の夜釣りをされている最中に吐血して、ようやく手術に踏み切る決心をされた八十歳を超えたご高齢の男性。

 7時間以上の大手術で、食道に近い胃がんだったので、食道も4cm切除して、同時に胆管も切除となった。

 14年前の手術時は、体力を回復するのに3年もかかったが、今回は大手術だったにも関わらず、数ヶ月で体力を回復。

 奇特なことに主治医さんからは、長期間、癌が悪化することもなく、術後の体力の回復が早いのも、漢方薬のお陰だから、早く村田漢方堂薬局にお礼に行くようにアドバイスを受けたという。

 その手術からちょうど1年半ちかく経つ昨日も、県外から遠路はるばる漢方薬の補充にやって来られた。
 同じ臓器に癌の再発が発覚して5年半が経過したことになる。

 そこで話題は、やっぱり先日の麻央さんの進行した乳がんに対する抗がん剤治療の話題となったところで、ふっと思い出して「まさか貴方は抗がん剤の投与を受けてないでしょうねっ!?」と心配になった。

 嬉しいことに、さすがに漢方薬の効果を認められる主治医さんだけあって、抗がん剤の「こ」の字も一切言われず、そのおかげで術後の1年半、趣味の瀬渡しの海釣りを楽しむことができるということだった。

 但し、術後は漢方薬を咽喉に下すのがやや難儀になったので、朝1回しか服用できないと言われるが、ご高齢でもあり、手術も成功していることだし、1日1回のお守りでもよいですよっと励ましている。

 ところで、この男性と偶然、同じ某県から最近、通われているがん患者さんがおられる。
 某転移がんで『抗がん剤が効かなければ予後は数ヶ月』と診断されている。
 そこで内服の抗がん剤を続けたところ、直ぐに高熱・下痢・食欲不振が続いて、検査上も血液破壊が激しいために即中止となった。

 弱った身体で遠路はるばる村田漢方堂薬局にたどり着かれ、7〜8種類の配合が飲めるか心配だったが、まずは10日分を飲んでもらったところ、劇的に効果が出て、夜間の高熱など、ことごとく不快症状が消える著効を奏し、その後も1ヶ月半、元気に何度か通われ、腫瘍マーカーも 十分の一まで下がった。

 そこでこそ、二度と抗がん剤の投与は受けるべきではない、とアドバイスしたかったものの、どうしても、「抗がん剤に対する世間の常識は非常識」ということの認知が広まってない状況下・・・

 危惧した通り、抗がん剤の投与が再開されてしまった。
 あれだけ元気になっていた人から、突然メールが入り、元の木阿弥状態以上に悪化し、激しく腹水まで溜まりだしたとのことなので、直ぐに主治医に相談して、抗がん剤を中止する許可を得るようにとアドバイスしたのだが、その後、1週間近く、音信が途絶えてしまった。

 立場上、医療機関に遠慮して、その患者さんに対して「抗がん剤を二度と使うべきではない」とアドバイスする勇気が出なかった自分にも腹立たしいし、臆面もなく再度投与された主治医に対して「若い人の命をなんだと思ってるのかっ!?」と、返す返すも腹立たしく、腹が煮えくり返て、毒薬や劇薬である抗がん剤を安易に乱用する医師たちが、どうしても許せない気分がずっと続いている。

 まったく同様に、抗がん剤は無理だと診断していた同じ主治医が、漢方薬でみるみる体力を回復したところで、これなら抗がん剤投与が可能だと同じ主治医が手前勝手な判断を下し、せっかく病感がなくなって健康感が味わえるようになったというのに、抗がん剤によって一気に病状が悪化するという同じパターンを何十年も繰り返されて来た。

 この仕事を続けて四十数年、とうとう堪忍袋の緒が切れた。

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2010年6月12日のボクチン(6歳)
2010年6月12日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

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