2016年5月28日のシロちゃん(雌3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
近藤誠氏の考え方が、決して全面的ではない証拠に、いまだに漢方薬のがん治療に対するサポート力を認めようとされないことからもうかがえる。
それはともかく、近藤氏の諸著作を読んで来られる人たちは、抗がん剤治療の激しい副作用に耐えられなかった人たちだけでなく、明らかな逆効果であったために抗がん剤治療を断念されて来られた人たちも多い。
そのような西洋医学治療に対する一定の知識のある人たちは、柔軟な考えをお持ちの人たちだけに、自己判断力が優れているので漢方サポートもスムーズに行いやすく、たとえ進行がんや転移がんの状況であっても、効果的な配合を行えて、その後も良好な経過を辿ったケースが多く、中には絶対に不可能と思われたケースでも、最終的に根治に至った人もある。
抗がん剤がアダになった転移がんの状況では、最後まで根治に至るのは、幸運な一部の人達に限られるとはいえ、少なくとも抗がん剤の止め時の判断をあやまたず、無駄に続けなかった人たちは、医師の予後宣告をはるかに上回る期間、健康な人たちとほとんど同様に生活を維持できるケースがとても多い。
当然のことながら、比較的初期がんで、摘出手術とともに抗がん剤の使用の有無にかかわらず、漢方サポートをお守り代わりに継続して、根治に至った人は、それこそ数知れない。
手術前に利用した漢方サポートによって、運よく完全に消滅して手術を免れた人たちすら何名もおられるが、これは期待して絶対に可能と言えるものではない。
よっぽど前世の行いがよかった人たちなのだろう、と思われる(苦笑。
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2016年5月30日のシロちゃん(雌3歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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