2010年05月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
腹膜播種の診断が下っているステージ4の段階では、明らかな腹水が見られない場合でも、長年の経験から配合方剤中に補気建中湯を加えておく意義は大きい。
のみならず、腹膜播種の診断の有無に関わらず、転移巣が肝臓など腹部臓器に存在するケースでも、補気建中湯の配合意義は大きいように思われる。
要するに、タイトルのような状況下では、原発巣の状況と転移部分の状況とともに、体質と自覚症状に配慮した弁証論治にもとづいて、数種類以上の漢方製剤と中草薬類を組み合わせて漢方サポートを行う上で、補気建中湯は不可欠な方剤となっている。
実際には明らかな腹水を伴う場合には、さらに分消湯や五苓散を追加すべきことも多いが、それ以前の段階では、補気建中湯をあらかじめ併用しておく意義は実に大きいように思われる。
数種類以上の漢方製剤や中草薬類の併用と相俟って補気建中湯が欠かせない存在となっているのは、服用しやすいエキス製剤のお陰でもあるが、昨今、こられの配合によって、体調が急速に改善して良好な経過を辿るケースがとても多いからである。
現在進行形で、そのような配合を必要とする人達のほとんど全員が良好な経過を辿っているので、漢方サポートとしての意義は極めて大きいものと思われる。
同じ漢方サポートと言っても、中には病院治療に行き詰っている人達もおられるだけに、この効果がいつまでも継続して欲しいと思っている。
それだけに、より効果を高める為に、昨年から新たに特殊な中草薬の導入も行って、より効果が高まることを期待している。
1日1回、今日も応援のクリックをお願いします⇒
2010年05月29日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2012年05月29日の茶トラのボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
【関連する記事】
- ヤフーニュースでは、相変わらず、ほどほどの著名人の死亡記事が目立つが・・・
- さあ、どうしますか飲酒家のみなさん、アルコールの発癌性は想像以上ですが・・・
- 仕事上で何度か遭遇したことから「がん検診」に懐疑的に
- がん検診を受ける価値ありやナシや
- このような奇特な医師に巡り合えば癌末期でも苦しまずに延命できる
- 高齢者の末期がんのご相談
- 中医漢方薬学におけるがんサポートに必須なもの
- 転移癌の予後は、主治医の技量と度量に、かなり左右される
- まずは好きな食べ物を中心に、食い力(くいぢから)こそ重要なのでは
- 高齢者にとっては、初期癌よりもコロナの方が怖いだろう
- 死の恐怖がなくなると、漢方の効果も
- 世の中、そんなものでしょう
- 一貫堂の中島随象先生の各種癌に対する処方例
- 心と身体の無視できない、強い相関性の問題
- 明らかに逆効果だった転移癌に対する姑息手術
- 「抗癌剤をしなければ余命半年」という脅し文句
- 厚生労働省発表によると、2016年の新規がん患者は大腸・胃・肺・乳房・前立腺の順..
- 休業日の前後は新規相談は受け入れ不可能なのに
- 希望通りの試作品
- やっぱり美味しいものを食べて、しっかり栄養を付けるに限る