
2011年04月23日の茶トラのボクチン(もう直ぐ7歳) posted by (C)ボクチンの母
本日土曜日は、先週の土曜日と打って変わって店頭の来訪者の数も、それ以上に送り注文の電話やメールの依頼のみならず、メールの問合せや相談メールも膨大な数にのぼった。
半日でこの膨大な量の仕事を少人数でこなすのだから、まだまだ互いにボケてはないねっと慰め合うことだった(苦笑。
そのかわりに、閉店後は食事を終えた途端にダウンして、さきほどまで爆睡。
それはともかく先日のこと、ご高齢者の超末期癌で、何とか少しでも長く生きていてもらいたいと、代理のご家族が、直接相談にやって来られた。
電話で申し込んでも、きっと断られるだろうと(それは間違いないのだが)、遠路はるばるやって来られたといわれる。
既に全身転移を生じたのには、ホルモン系の抗癌剤で抑えられていたところへ、通常の抗癌剤を併用された途端に、急速に転移が拡大したのに、主治医は否定されるという。
また、ネットで宣伝されている漢方とは無関係のとても高価な健康食品を続けていたが、それも思わしくなく、その件でも身内との葛藤があったといわれる。
全身に転移があり、西洋医学的にも緩和治療以外に方法はない段階なので、90歳近いご高齢ながら、少しでも長く生きていてもらいたいとの願いから、代理として直接依頼にやって来られたという。
しかしながら、当方のHPやブログで明記しているように、信頼関係の厚い常連さんやお馴染みさんのご家族でもない限りは、代理のご家族の依頼に応じることは不可能。
このようなデリケートな段階で、過去には深く同情して、純粋な善意から代理のご家族の求めに応じて漢方薬類をお出したところ、ご家族や身内の葛藤に巻き込まれ、他者を非難することに巧みな人種に痛い目に会わされる経験を何度か繰り返した。
そのような過去のトラウマから、当然、お断りせざるを得なかった。
関連ブログ⇒
●2007年07月16日 膵臓癌末期、善意が逆恨みとして帰って来るなど、過去に経験した多くのトラウラ
●2011年08月11日 怒鳴り散らす自暴自棄の男たち
過去も現在も、転移癌で漢方サポートを続けられている人達は、ご本人の強い意欲と意思で、いずれも通える体力と気力が保持出来ているからこそ可能なのであり、極端な終末期の段階でのご相談は、残念ながら到底お受けすることが出来ないのである。
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