2016年03月24日
肺腺癌による各部位の転移に対する分子標的薬の副作用の解毒に茵蔯蒿湯の2例
2009年03月23日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母
1例は、肺腺癌による脳転移に投与された新しいタイプの分子標的薬によって直ぐに副作用が発現。
すなわち、肝機能と腎機能(クレアチニンなど)に急激な異常値が出現して、これ以上、継続できないという人に、舌証を参考に茵蔯蒿湯を飲んでもらったところ、劇的に効を奏して、1ヶ月以内に正常値となり、そのまま既に1年数ヶ月、一度も中断することなく、分子標的薬の使用が可能となっている。
最近も、同様の肺腺癌による転移に改良型の分子標的薬が投与されていた人が、皮膚に激しい副作用が生じた為に、一時中断せざるを得なかった。
舌証を参考に茵蔯蒿湯を試してもらったところ、皮膚に生じていた副作用が急速に軽減したので、数日で再開することが可能となった。
なお、お二人とも、茵蔯蒿湯以外にも、癌サポートの各種漢方薬や中草類を多種類併用してもらっている。
前者は、高価な免疫療法や比較的初期型の分子標的薬によって、しばらくは効果があったものの、それ以上、悪化しないまでも改善も得られなくなって、漢方相談に来られたのが3年数ヶ月前。
初期には僅か2種類のやや高価な漢方薬類のサポート程度でも1年半で脳転移以外の部分(骨や内臓の転移)は、1年半で消滅。
脳転移が多数(30箇所以上)残っているので、その後は一気に多種類のやや高価な漢方薬や中草薬類を加え、病院では同じ頃に最新の分子標的薬に切り替えられた。
その分子標的薬によって肝腎に生じた強い副作用が、茵蔯蒿湯で劇的に解毒することが出来て、そのまま一度も中断することなく現在に至っている。(脳転移部分も4〜5個に減っている。)
漢方薬や中草薬類を使用すること既に3年数ヶ月、体調はもちろん、検査上でも一度も後退することなく経過が極めて良好で、主治医も例外的な事例だと驚かれているということである。
後者は、まだ最近のことながら、やや高価な多種類の漢方薬や中草薬類によって体感的に明らかな効果を感じられており、同時に茵蔯蒿湯によって分子標的薬を再開することが可能となっている。
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2009年03月23日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母
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2009年03月23日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母
2009年03月23日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母
2009年03月23日の茶トラのボクチン(4歳半)の大あくび posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 00:08| 山口 ☁| 肺腺癌(ステージ4および脳転移や骨転移も含む)
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