2009年02月17日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
複雑な病態でも、その時点の病機(病証)の本質部分に一定レベルでもフィットした配合方剤を服用すれば10日以内に一定の効果が見られ、1〜3日以内に著効を感じらることも、決して珍しいことではない。
某漢方メーカーさんの定期訪問時に、以上のような話しをしていたのだが・・・
効くと治るのは大違いであり、たとえ初期に即効があっても、西洋医学治療や病院で投与される保険漢方レベルで治らず、通常の漢方薬局でも効果が得られなかった慢性疾患ともなれば、各臓腑それぞれ寒熱虚実が錯雑していることが多いので、その後の効果の進歩が遅かったり、あるいは早晩効果がやや落ちてくることさえもあり得る。
それゆえ、その後も繰り返しの弁証論治にもとづいた配合の微調整が必須であり、その繰り返しによって次第に安定した効果が持続するようになり、いずれは9割以上の寛解に到達する。
その面倒な苦労に耐えられる相談者でなければ、村田漢方堂薬局の漢方相談に来られる資格はないなどと大口を叩いていたら、上記の某漢方メーカーの社員さんが、目を丸くして驚かれている。
何となんとっ!
漢方薬に即効があるとは初耳だというのである。
急性疾患ではなく、頑固な慢性疾患については、効果が出るには1〜数ヶ月も同じ方剤を持続して続けなければ、明らかな効果が出ないものと思い込んでいたと言われるのである。
馬鹿ばかしくって話にならない。
完璧に絶句するのみ。
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2009年02月17日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2009年02月17日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2010年02月17日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2010年02月17日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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