
2011年01年16日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
あらゆるタイプの皮膚疾患に配慮されたような成分で構成された消風散。
だから、このような八方美人的な方剤はあまり好きではなかったのだが、いつの間にか現時点で9名の人が必要している。
8名はアトピー性皮膚炎で、他の1名は外気に含まれる化学薬品に反応しているらしい湿疹である。
いずれも一定の効果を発揮して、9名の人達にとっては現時点で必須の配合方剤の一つとなっている。
現実的な適応証は、しっかり認識できている方剤ではあるが、学問的に成分構成上の中医学的な詳細な分析においては、あらゆる書籍を読んだところで、スッキリと納得できる書籍は皆無である。
理詰めでどのように追究し分析されたものでも、納得できる説明にお目にかかったことがない。
というより、もともとあまり好きな方剤ではなので、頑固頭の拒絶感が先に立っているのかもしれない(苦笑。
といっても、消風散なくして治療困難な皮膚疾患も多いので、そろそろ好きな方剤になっても不思議はないのだが・・・。
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ラベル:消風散
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